どんな人がワクチンを否認しているか
国立精神・神経医療研究センター(NCNP)などの研究グループは、新型コロナのワクチン接種を否認している人の割合と、否認する原因について明らかにするために、全国の2万6,000人を対象にインターネット調査を実施した。
その結果、次のことが明らかになった――。
(1) ワクチン忌避者は全体で11.3%。年齢・性別で大きなばらつきがあり、若年女性で15.6%、高齢男性で4.8%と、若い人で否認する人が多い傾向がある。
(2) ワクチン忌避の理由として、約7割の方が「副反応の心配」を、約2割の方が「効果があると思わないこと」を挙げた。
(3) ▼1人暮らし、▼所得水準が低い、▼最終学歴が低い、▼政府ないしコロナ政策への不信感がある、▼重度の気分の落ち込みがある人で、ワクチンを否認する割合が高い。
研究グループは、新型コロナのワクチンを否認している人には一定の傾向があるとして、「ワクチンの信頼性を高めるような支援が必要」と指摘している。
その結果、次のことが明らかになった――。
(1) ワクチン忌避者は全体で11.3%。年齢・性別で大きなばらつきがあり、若年女性で15.6%、高齢男性で4.8%と、若い人で否認する人が多い傾向がある。
(2) ワクチン忌避の理由として、約7割の方が「副反応の心配」を、約2割の方が「効果があると思わないこと」を挙げた。
(3) ▼1人暮らし、▼所得水準が低い、▼最終学歴が低い、▼政府ないしコロナ政策への不信感がある、▼重度の気分の落ち込みがある人で、ワクチンを否認する割合が高い。
研究グループは、新型コロナのワクチンを否認している人には一定の傾向があるとして、「ワクチンの信頼性を高めるような支援が必要」と指摘している。