WHO コロナワクチン接種加速を サル痘・急性肝炎にも要警戒
WHO=世界保健機関の年次総会で、テドロス事務局長は新型コロナウイルスのワクチン接種を加速させるよう改めて呼びかけるとともに、欧米を中心に患者の報告が相次いでいる感染症「サル痘」への警戒が必要だという認識を示しました。
WHOのことしの年次総会は3年ぶりに対面での開催となり、本部があるスイスのジュネーブで22日に始まりました。
この中でテドロス事務局長は、新型コロナのワクチンの接種状況について、ことし7月までに人口の70%が接種するという目標を達成できた国は先進国を中心に57か国にとどまっているとしたうえで、「多くの国で規制が解除され以前のような生活に戻っているが、パンデミックはまだ終わっていない」と述べ、接種を加速させるよう改めて呼びかけました。
また、21日の時点で欧米を中心とした12か国から92人の患者が報告されている天然痘に似た症状の感染症「サル痘」のほか、幼い子どもを中心に報告が相次いでいる原因不明の急性肝炎についても触れ、警戒が必要だという認識を示しました。
WHOのことしの年次総会は3年ぶりに対面での開催となり、本部があるスイスのジュネーブで22日に始まりました。
この中でテドロス事務局長は、新型コロナのワクチンの接種状況について、ことし7月までに人口の70%が接種するという目標を達成できた国は先進国を中心に57か国にとどまっているとしたうえで、「多くの国で規制が解除され以前のような生活に戻っているが、パンデミックはまだ終わっていない」と述べ、接種を加速させるよう改めて呼びかけました。
また、21日の時点で欧米を中心とした12か国から92人の患者が報告されている天然痘に似た症状の感染症「サル痘」のほか、幼い子どもを中心に報告が相次いでいる原因不明の急性肝炎についても触れ、警戒が必要だという認識を示しました。