000
プラトニックラブは-5
+本文表示
😱
077
担任「鈴木さん、信じて欲しい。君に辛く当たったのは、清水さんが欠点が今時ない人がいるんだって、面白くないから別の人の欠点を見つけて、毎日、言おうだった。向こうの学校は、いじめたり、無視してこんなことにはならなかった。僕の何がいけないんだ!なぜなんだ!」
小針先生「疲れているのですよ。先生、帰ってお休みなさい。眠れないのですよね。休んで下さい。」
担任は、早退し、一週間休んでいた。
078
お休みをしている一週間、
絹「やすんでんの!皆んなの印象に残るだろ?鈴木よりも。私、凄いな。」
私は、後ろの席に移動させられた。
私は、窓の外を見て、泣いていた。
079
先生がやっと来た。
私「大丈夫でしたか?心配しました。」
担任「君に、一番に声をかけてもらえるなんて。」
私「ご迷惑でしたか?」
担任「いや。担任が休むなんてって事実も知らない大人から。」
私「母も知らないから言っていました。クラスは、誰も先生を責めていません。先生、眠れましたか?眠れなくなったら、またお休みされてくださいね。クラスに行きましょう。」
080
私は、前のドアを開けた。
私「先生、戻ってきたよ。風邪だって。皆んな、優しくね。助けてね!」
皆んな「先生、久しぶり!」
私は、にっこり微笑み、後ろから入っていった。
私は、声に出さず、先生に『頑張れ!』とガッツポーズをしていた。
担任は、やっと笑った。
皆んなは、先生を優しく取り囲んだ。
081
小針先生は、ドアの外でありがとうと私に言っていた。
私は、笑いながら、頭を下げた。
その後、辛く無いと言ったら嘘になる。
先生も怯えていた。
私「負けないで!」
先生「ありがとう。」
082
担任「君には、謝らないといけないと思っていた。君がクラスの一番のターゲットになると勘違いした。転校生が来る前は、嫉妬から文句を言っていた女子がいたのに。」
中学に入学してから、一度、川崎さんとお伺いした。
担任「山崎さんと来ると思った。」
私「私のことを山崎さんは、嫌っていて、無理矢理、話していたらしいよ。」
川崎さん「初めて聞いた。ずっと言わないから。喧嘩別れしたのかと。でも違うなって。」
私「一人になりたくなかったから、無理矢理私と友達だった。あんたみたいなクズとは、話したくなかっただって。」
083
川崎さん「だから、山崎さん。他の人が、一人でいて、可愛そうだよって言ったら、怒鳴って、聞いたのか?どっちを信じるのかだって。皆んなわからなくて、いじめたのは、山崎さんになったよ。」
私「亜紀ちゃんは、クラスが同じで、近くて仲良くさせていただいていて。山崎さんを信じると思うと一人が良いなとか、失いたく無いなって。」
川崎さん「大丈夫だよ。あの人最悪。」
084
担任「君を見ると、悪夢を思い出す。」
私「ごめんなさい。」
担任「違う。あの時、君に辛くあたっていたこと。どうしたらよかったのかと君を見ると思い出す。」
私「きちんと来たこと。それが良かったのです。担任でよかったですよ。」
担任「ありがとう。小針先生も、ありがとう。」
私「また必ず会えるから、先生、私が歩いていたら、声をかけてくださいね。」
085
先生は、頷き、泣いていた。
私「先生、笑顔でね!大丈夫ですよ。」
私と川崎さんは、手を振り、校門から出た。
川崎さんは、怒りながら、黙っていた。
私「どうしたの?あっ。山崎さんのこと?私を軽蔑したの。ごめんね。」
川崎さん「山崎さんじゃ無いの。絶対違う。あの担任は、見る目が違う。何あれ。私の思い過ごしじゃなかった?紀江ちゃん、貴女はあの先生に呼ばれても、絶対に一人で行かないで。貴女のためにならない。」
私は、キョトンとして別れた。
086
川崎さんは、担任に会ってから、私と距離を置くようになった。
私「私のことが、嫌いになった?ごめんね。」
川崎さん「違う。貴女が悪いわけじゃ無いの。絶対に違う。私ね、貴女の周りが怖いの。何で大人の男性たちが、貴女をそんな目で見ているのかわからなかった。気持ち悪くて。女子高に行った方が良い。信じられない。そう思う自分が、気持ち悪くて。」
※このスレッドのコメントはこれ以上投稿できません。