ゼレンスキーが8月5日に万博視察で調整 実現なら首脳会談も
ウクライナのゼレンスキー大統領が、大阪市の人工島・夢洲(ゆめしま)で開催中の2025年大阪・関西万博の会場を訪問する方向で検討が進められていることが18日、分かった。複数の同国政府関係者が明らかにした。同国のナショナルデーにあたる8月5日を想定している。
万博を通じウクライナの現状を国際社会に訴える狙いがあるとみられる。訪日が実現すれば、石破茂首相とも会談する見通し。 ただウクライナのナショナルデーの翌日は広島原爆の日にあたり、広島市で平和記念式典が行われるため、関係者は「日程の調整は容易ではない」との見方も示している。 ウクライナは万博で日本政府の支援を全面的に受ける形で、一つの建物を複数国・地域で共同利用する「タイプC」と呼ばれるパビリオンを出展している。
ナショナルデーは日替わりで全ての参加国・地域が自国などをアピールする。海外の首脳が外交活動につなげるツールとしての利用も想定されており、14日にはトルクメニスタンのベルディムハメドフ大統領が会場で式典に出席し、翌日に東京で首相と会談した。
万博を通じウクライナの現状を国際社会に訴える狙いがあるとみられる。訪日が実現すれば、石破茂首相とも会談する見通し。 ただウクライナのナショナルデーの翌日は広島原爆の日にあたり、広島市で平和記念式典が行われるため、関係者は「日程の調整は容易ではない」との見方も示している。 ウクライナは万博で日本政府の支援を全面的に受ける形で、一つの建物を複数国・地域で共同利用する「タイプC」と呼ばれるパビリオンを出展している。
ナショナルデーは日替わりで全ての参加国・地域が自国などをアピールする。海外の首脳が外交活動につなげるツールとしての利用も想定されており、14日にはトルクメニスタンのベルディムハメドフ大統領が会場で式典に出席し、翌日に東京で首相と会談した。