問題の客は70代の男性客で、毎回注文する常連。パンを注文した4日後に受け取りに来た。
「注文されていたのは1個120円のメロンパン4個でした。ところが4個頼んだものの入荷した数が3個しかなく、お客様に謝罪しました。ですがお客様は納得せず、前もって注文したのに、数が合わないのはおかしい！とお怒りに…」
当該男性の怒りが収まらない様子を見て店員は焦りレジでメロンパンを1つ床に落としてしまった。
すると高齢男性の怒りは更にヒートアップ、「床に落としたパンを売りつけるつもりか！」店では落ちた商品を販売することは基本的にない。しかし在庫が足りてない上、1つ落として売れなく成ると事態は厄介。バックヤードにも怒鳴り声が聞こえたようで店長が駆けつけた。高齢男性に直接改めて謝罪したが高齢男性はなかなか謝罪を受け入れない。
「何度かやり取りし、その中でお客様が指差しをしたところ、店長が『指差しはカスハラになり得りますよ』と。するとお客様は『え、なるの？』と言って、ここで熱が冷め一気に大人しくなりました。結局その時は何も買わずに出ていきました」
指差しは威圧的だから、カスハラに当たる可能性はあるだろう。