596 >>595 定数5人なので、これまでほとんどが現役国会議員であり、閣僚予備軍、準閣僚の位置づけだ。まれに、元官僚もいるが、ほとんど事務次官等経験者だ。 そうした狭き門に、元国民民主党の矢田氏が就任したので、筆者は驚いた。今回の岸田文雄首相の改造人事で一番のサプライズは、矢田首相補佐官といってもいいだろう。 矢田氏はパナソニック労組出身で、2016年の参院選で、民進党の公認候補として比例区で当選した。18年に国民民主党に参加して副代表を務めたが、22年の参院選では15万9929票を獲得しながら落選した。 野党出身の元国会議員が自民党政権の職に就いた例はある。民主党の鈴木寛氏だ。鈴木氏は経済産業省出身の官僚で、慶應義塾大学助教授を経て、01年の参院選で民主党の公認候補として東京選挙区で初当選した。2期12年の任期の中で文科副大臣を2期務めたが、13年の参院選で落選。その翌年10月に安倍晋三政権で下村博文文部科学相に請われ、文科省参与に就任し、15年から文科大臣補佐官を務めた。 匿名さん2023/09/27 07:04